バンコク駐在帯同準備中@pikumin_life

ゆらゆら漂う日々・バンコク駐在準備中

みせて、あなたを♪

近頃、

 

ああああ~、ああ⤴⤴

 

と、突如始まる娘のミュージカルっぽい歌(裏声)。

最初は一体どうした!?と笑いを堪えるのに必死だったpikumiですが、

どうやら冬休み前に観に行ったアナ雪2の主題歌的なあのメロディーを娘なりに再現しようとしていたことが判明しました。

 

そんな娘の歌声(裏声)を聞いていたら、アナ雪2の感想を書きたくなってしまったので、ネタバレありで綴ります。

ご注意。

 

私と息子がアナ雪の一作目を見たのは、既に数年前。

今回映画のCMを見た娘が食いついたので、事前に一作目を皆で鑑賞→激ハマリした娘が何度も足を踏み鳴らす事態に。(氷を出したかったらしい)❄️

息子が初めて見た時は、アンコールが一切なかったので、好みの差がこんなにはっきりでるんだな、と感心しました。😳

 

そんな流れもあって、2は劇場に観に行くことに。

兄ちゃんは2が気になりながらも、劇場全体女子だったら嫌だという思いから一緒に映画館に行くのを渋っていたけど、夫が既にいないので長時間置いていくわけにも行かず何とか説得!

(妹の付き添いで来てる男の子絶対いるよ!とか適当なことを言う母(私))

行ってみたら意外と同年代もしくは中学年位の子も居て、兄めっちゃ安心してました。😂

 

 

ここからは、個人の趣向による感想です。

 

最初のアナ雪がとても好きだったので(よくできてるな、と)2を観て、正直残念に思ってしまいました。

アナ雪1を鑑賞した時に感じたのは、皆何かしら持っているマイノリティーな部分に対する救済的なもの(個人の勝手な解釈です)。

周りの大事な人を傷つけたくない為に隠してきたもの、それを押さえきれなくなり、離れることで大事な人を守って、一人で生きていこうとしたエルサを最終的に(マイノリティーな部分ごと)皆が受け入れる。

受け入れられたことによって、エルサはそれを隠さずに素直に生きていくことができるようになる。

『特別な力を持つエルサが、そうではない皆と一緒に暮らしていくこと』が私にとってアナ雪における一番大事な部分だったのです。

 

それが2のラストで見事崩壊。

エルサは人ではなく、精霊になってしまった。

 

部族間の抗争なんかも出てきたので、人種的な意味合いを今作には込めたのかもしれませんが、見事に私の一番大事な部分をぶち壊してくれたな、というのが率直な感想。

ラストシーンとか、とても寂しくて悲しくなってしまった。

マイノリティー(普通の枠にハマらない)と神聖化されてしまうのか、とかお互い行き来はしていたけど、その距離感が丁度いいんだと言われてるような気分に一方的になってしまった訳です。

……実際そうなのかもしれないけど。😣

力はどこから来たのか、というのも、なぜマイノリティーなのか、に置き換えるとなんだか微妙な気分になってしまうんですよね。うーむ。

 

見終わった後、一人悲しくなっていた母ですが、子供達は大興奮で娘は急にユニコーンが好きになったりしたので、まぁ良かったのかな。

 

突如始まるミュージカル(裏声)に密かに癒される日々です。

(たまに、耳キーンってなるけど)

 

 

 

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